帝京長岡高校には本当にいろいろなタイプの人がいます。相談室や、廊下で出会って話をしていると、それぞれ違ったものに興味を持ったり悩んだりしています。
相談に来る人には、共通する点があります。例えば、理想がとても高い『完璧主義』だったり、ちょっと頑固な『～べき主義』だったり。その他にも今の状況をどうにかしたいのに【自分の望みを具体的に言えない】というものがあります。例えば、「周囲の人にやさしくしてほしい」とか、「クラスになじめない」とか、「彼（彼女）が冷たい」とか、「友達（家族）は私のことなんか、なんとも思っていない」とかいう表現が多く、実際にどうしてほしいか、どうなるといいか、が言えないのです。
ところが、「友達は私のことなんか、なんとも思っていない」という悩みを持つ人と友達が一緒に相談室に来て話をすると、「友達のことをなんとも思ってないなんてない！そう思っていると知ってビックリだ。」という展開になったりします。
「たまにでいいからマジメに私の話を聞いてほしい。説教みたいに『こうしたほうがいいよ（方法）』や『道徳』を、私の話が終わっていないのに【教える】のはしないで。」と、具体的な望みが言えるようになると、人間関係も変わってきます。
「友達なのにこんなことするなんてありえないよね！」と嘆いているだけでは、悪化していくばかりです。相手に伝わるように、そして具体的に自分の望みを表現するというのは、コミュニケーションにおいてとっても大事なことですね。

＜12月の相談室カレンダー＞
◎12：30～16：30　　☆10：30～14：30　　★11：30～15：30

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24日 ／31日	25日 ‐	26日 ‐	27日 ‐	28日 ‐	29日 ‐	30日 ‐