ガイ・フォークス・デイ
研修6日目は、グループ1とグループ2のホームステイの交代が行われました。
グループ1が学生寮に戻り、グループ2の4日間のホームステイが始まりましたが、この夜、グループ1の生徒たちに、嬉しいハプニングが待っていました!
イギリス人の英語の先生たちのご厚意で、近くで行われいる「ガイ・フォークス・デイ*」に連れて行ってもらったのです!
鮮やかな花火が夜空に何度も花開いたあと、ガイ・フォークスの人形がくくり付けられた「やぐら」に、たいまつの火がかけられます。生徒たちは、たいまつの火をかける役割を与えられました。
とっても、とっても、幻想的な一夜となりました!
たいまつの火で心まで「ほっこり」と温まったあと、エントランスルームで、ジャム入りのスコーンをいただきました。
*「ガイ・フォークス・デイ(ボン・ファイヤー・ナイトとも言われます)」は、イギリスで毎年11月5日に行われる民間行事です。
1605年、議会爆破とジェームズ1世殺害をねらったカトリック教徒による〈火薬陰謀事件Gun Powder Plot〉が露見し、その実行者とされるガイ・フォークス(1570‐1606)が逮捕されたのですが、それを記念して街頭で大きなかがり火を燃やし、ガイ・フォークスをかたどった奇怪なわら人形に花火をしかけて火中に投じ、陰謀の露見と国王の無事を祝う習俗が以後ながく行われるようになったのだそうです。(11月第1週は、あちこちで花火が打ち上げられます。) 議会は「救助を神に感謝する日」(A Holiday forever in thankfulness to God for our deliverance)として、翌年から11月5日を休日としましたが。これが Guy Fawkes Day の始まりです。以来、議会開会前に衛兵が地下室を調べて回る儀式が現在まで行われています。ちなみに、「男、奴」を意味する英語「ガイ(guy)」は、彼の名に由来するそうです。(出典:「世界大百科事典 第2版」・「ウィキペディア」等から原稿を作成)
<きょうのスナップショット>